2005年10月15日

嘆く中国人2

さて、講義当日。



友人の女性講師と大学構内で待ち合わせをした。

講義開始30分前に待ち合わせをし、そこから
講義する教室まで歩いて到着。

学部の講師室のようなところに通される。




準備は万端!

あとは開始を

待つだけだ!!




と思った、、、、、
そして、案内された教室に入ったのが開始時間
15分前。

資料を机に出して確認を行おうとすると、、、




OHP投影機がない



前もって、何を使って講義するかを尋ねられ

OHPフィルムにします」

と答えていた。


OHPとは、透明のフィルム。
これにデータや文章を印刷し、
下から光を当てて、スクリーンに写す。

その投影機が置いてない。




「あの〜投影機は、、、、」


大学職員

「えっと、(講義には)何を使うんですか?」




「は?」




ここで友人の女性講師が怒る。


「既に伝えてあるじゃないですか!OHPを使うって!

聞いてなかったんですか!!」


彼女は私に

「本当にごめんなさい」

と謝る。


私は

「いや、慣れてるって、こういうのは、、」

と、返す(とほほ、、、)



それで、改めてOHPを使うと伝えて
用意してくれと頼む。




大学職員

いきなり言われてもあるかどうか、、、」




「は?(その2)」



、、、いつものこと、いつものこと、、、、
、、、平常心、平常心、、、、




そうやって、友人と職員が散々言い争って
15分くらい経ってから
ようやく埃をかぶった投影機を持ってくる。



ふう、よかった、、、、



そして開始時間になる。




が!





たった2人しか来てない、、、、


この二人に話しかけると、一人は学部学生、
もう一人は修士学生で共に女の子。

実に真剣に講義前から、私に色々と質問してくる。

私も嬉しくなって、答える。




ってか、

この二人のために講義するんでいいや、、、、






とはいえ、
友人の女性講師が、職員に食って掛かる。

「いったい、どれだけ告知したのか?

彼女が講義するということを、誰にどうやって

伝えたのか!!」


すると、職員はA4サイズの紙を持ってくる。

それには

「国際交流。特別講師、△△らん先生、
題目:ほにゃらら、、、、」


と書いてある。


どうやら、この紙を大学院生が研究する校舎の廊下に
貼っていたということらしい。


司会を引き受けてくれた、講師の女性が
非常に丁寧に謝ってくれる。


「らん先生すみません。大変失礼いたしました。

今すぐに学生や教師に声をかけますので」


この女性は実に感じがいい。
流暢な英語を話し、優秀さがあふれ出ている感じ。


彼女に免じて(?)、私も

「いいですよ!???[???i?????????j

と待つ。



そして、待つこと1時間


やる気がない感じの大学院生、講師たちがダラダラと
集まってくる。

人数にして30人くらいか。



なんだこいつらは、、、、、




そこで、ようやく司会の講師の女性が

「それでは、らん先生に講義を始めて頂きます」

と開始宣言。




やる気の失せる連中だなあ、と思いながらも
責任は果たそう、と講義を始める。


話しているうちに、だんだんノッてくる。

気分よく話していく。




ところが、、、





開始してから10分ほど経った頃、一人、二人と
私の横を通って教室から出て行く。



はっ??

何、こいつら??




それでも講義は続ける。

ポロポロと教室を出て行く。





何?

講義が面白くないわけ?

何なの??





そして40〜50分ほど講義をして、あとは質疑応答
になる。



司会の講師の女性が言う。

「それでは、らん先生に質問はありませんか?」








会場、シーン、、、、






誰も質問してこない。




えっ、、、、


なんで、質問こないの???








そこで、司会の女性がいくつか質問してくれる。



どれも実に的確な質問。

しっかりと理解してくれていることがわかる。



会場には講師たちもたくさんいる。

しかし質問が一向に来ない。







んーん。。。。。。





結局、質問が続かず

司会の女性は

「それでは、質問がないようですので、このあたりで。

らん先生ありがとうございました」






「はい、、、、、」



ってことで、講義終了。


一斉に聴衆は席を立ち、教室を出て行く。






途中で席を立つ人が居たこと、
質問が全く出なかったこと
、で
私も責任を感じる。


そこで、司会の女性に尋ねる。

「みなさん理解してくれたんでしょうか?」

「私の講義内容はどうでしたか?」




彼女

「講義内容は実に面白かったです。

ただおそらく、ほとんどが理解できなかったと思います。

内容が難しかった(彼女以外の人には)のと、あとは

英語が解らなかったでしょうから。」









はっ???





英語わかるって言ったよね??

あらかじめ、確認取ったよね?

講義内容が合致してるか、尋ねたよね?

学部生ならまだしも、大学院生と講師だよね??









うっそぉ、、、、、、、






ここで、友人の女性教師が言う。


「彼女(私)の話は、専門外の私には解らなかったけど

あなた(司会の女性)には解りましたか?」


すると司会の女性は

「大変解り易く説明してくれていました。よく解りました」

と言う。





正直、自分の講義が良かったか

なんて自分じゃ解らない。



ただ、日本でも講義の経験はある。

そんなに「めちゃくちゃ解りづらい」ことは

言ってないと自負している。

ましてや相手は大学院生と講師達だ。

彼らの研究内容と私の講義内容が、いくら情報

無しに話したからと言って、全く一致しないことは

ありえないだろう。




途中で席を立つというのは、

私がよほど見当違いの話をしたか、

あるいはただの無礼者か、、、、、


と思っていたのだが、まさか


英語がそこまで解らない


とは思わなかった、、、、


ただ聞き取れなくても、こちらは何枚もの
図や写真、データを用意している。

それを見るだけでもかなり解るはずだ。





気のせいか、女性たちは真剣に聞いてくれていた
気がする。


質問がないのは田舎者特有の「恥かしいから」じゃないか、
と感じるほど、私と目が合うと目をそらしたりしていたし。

逆に男性達には、結構挑戦的な視線を送られた。

薄ら笑いを浮かべている、明らかに挑発している男性も
いたし、途中で出て行った数人は全て男性
(後で同僚に確認した)。



ここにいたって、友人の女性講師と同僚は非常に
怒っていた。


余りにも失礼であり、余りにもレベルが低い、と。



とりあえず私は、彼らの研究内容を知りたくて
司会の講師の女性に、学内を見てもいいか?と
頼んでみた。


快く承諾してくれたので、実験施設や研究室を
ざっと見させてもらう。


田舎の大学にしては、お金もそれなりにかけて
しっかりした施設を作っているという印象。


ただ、日本の施設を比較してどうか、と言えば
ちょっと施設の整った専門学校、あるいは余り
資金の無い私立大学程度かなとは感じた。


しかし、その実験室で働いている研究員達は
実に真面目にしている。そして私に対しても
色々な質問をしてくる。


彼らの研究内容を知るためにも、論文や広報の
ようなものが欲しかったのだが「無い」と言う。



ふむ、、、、、

外に向けてのアピールが全くされてない、

いや、アピールの仕方が解らないのだな


と理解する。




が、一心に実験している彼らと、
講義を聞きに来た人の一部との差が
余りにも激しくて、少々戸惑う。



そして、院生の控え室(PC室?)
を覗かせてもらう。

IT環境の整備にも力を入れている、
ということで。

確かにかなり最新型のPCや周辺機器
そろっている。


そこにお邪魔すると、何人か院生が居たのだが
私の講義で顔を見た連中がかなり居る。

彼らの多くがゲームをしている。

我々が入っていっても、チラッと見ただけで
すぐにゲーム画面に戻る。

部屋には真面目に画面に向かっている人と、
ゲームしている人が混ざってる。


ゲームしている連中の中に、
私の講義で挑発的な視線を向けて
薄ら笑っていた学生を見つける。




あ、こいつだ、、、、




そこで知らぬふりをして、司会の女性に尋ねる。


「彼らは一般学生ですか?」


「一部は政府からの派遣です」



やっぱりね、、、、



「彼(挑発野郎)も?」

「ええ」


はあ、、、、

もう予想通り過ぎて、笑えるくらいだ。

誰が派遣組か、説明してくれなくても

解るってもんだよ、、、、



構内を案内してくれた司会の女性にお礼を言って、
それから、友人と同僚、3人でご飯を食べる。


そこで今日の講義の話になる。


友人、同僚共に非常に激しい口調
大学サイドの「不誠実」を糾弾する。


同僚

「だいたいにして、あんな態度では国際レベルに

何十年経っても追いつくわけがない。らんがわざわざ

時間を割いて、先端技術や研究事情を教えてあげている

のに、なんと失礼な!それに、僕は講義の内容わかったよ?

専門外だけど、らんはとても解り易く図を使って話した。

あれが解らないなんて、あれで大学院生、講師かい?

僕は情けないよ!!!」



友人女性講師も言う。


「本当にごめんなさい。大学関係者として深く反省

しなければならない。らんさんが怒って仕方ない状態

だったと思う。あんなにレベルが低いとは、、、、」



余りにも二人が批判的なので、逆に私が
フォーローにまわったくらいだ(苦笑)。


しかし、彼らが嘆くのは良く解る。


もし逆の立場で、私が大学に所属していて
中国人講師を呼んだとしたら、あれでは



だろう。



せっかく志が高い、優秀な学生がいても
それを

上がつぶす。

システムがつぶす。




特に田舎の大学では、全くと言っていいほど
まともな国政交流が為されてない様子だ。

閉鎖的、保守的極まりない。

それでいて、自分達がいかに素晴らしい施設と機器を
備えているか、といった自慢ばかり、、、、、



これでは、友人達が嘆くのも良く解る。




教育の場のこういった状況は

国家的損失だと考えなければならない。




ならないが、、、







いくら国民一人一人が、教育者が、「問題意識」
を持っても、それが通らないシステムでは
どうしようもない話。


日本の大学も、システムとしての問題は
多々あるが、やはり

言論の自由度

があるだけ相当マシだ。



彼ら中国の大学が「近代化」「国際化」するには、

越えなければならないハードル

が数多く、高くそびえているな、というのが
実感だ。


もちろん教育は大学だけではない。

高校、中学、小学校とあるが、概して上(大学)が
変われば下はそれにつながって変わっていくもの
だろう。

もっと言えば、大学の先になる企業が変われば
さらに大学は変わるのだろうが、、、、


ふむ、収拾がつかないな(苦笑)。












そして講義を終えた次の日。




社員達が私に尋ねてきた。

社員達は、私の講義の参加したいと言ったのだが
公私混同(?)になるので、却下したのだった。


「らんさん、講義どうだったの?」


わくわくしている様子で聞いてくる。



私は


「まあね、、、、、、、、」





すると、ある事務員が言う。




「うちの妹があそこの大学の学部学生なんだけどね。

らんさんが英語で講義するって教えたら



絶対に無理!理解できるわけない!




って言ってたよ。

メンツで「解る」って言っただけだ!って」





















早く教えてもらいたかったよ、、、、、(泣)





















優秀な人と、そうでない人の差がやたら激しいんだよね、、、、
やる気のある人と、そうでない人も。
ま、どこでも似たようなもんか、、、、、
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posted by らん at 11:27| 香港 ??| Comment(30) | TrackBack(2) | 中国社会事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
らんさんおつかれさまです。いつも楽しく拝読しております。
せっかく入念な準備をされていかれたのに徒労で終わってしまったようで、本当に残念でしたね・・
しかし、政府つながりの人間はどうしようもないですね。本当に学生のためを思っているのなら、らんさんの今回の講義はとっても有意義なものになるはずなのに、自分たちの力を誇張することにしか余念がないなら、大学にも学生にも未来がありませんね。
まあ、このような社会体制がこのまま続けばいつかは学生も、政府も何らかの行き詰まりを見せるのでしょうが・・・
本当にいつも日記を拝見していて、大変だなあ・・と思いますが、お体にお気をつけて頑張ってください。
Posted by しのきち at 2005年10月15日 11:49
今回もマタマタ興味深い文章ですね。
「世界中の学生は同じなんだ!」と改めて思いました。
でも会社に入ってからでも勉強会を開催しても「ただ出てきてるだけ」とか「上司に言われたから出てます」みたいな人間って日本人に限らずドコの世界にでも居ますよ。
特にうちの会社なんて勉強会したら着席した人間は「チャイニーズだけ!」なんて日常茶飯事ですから。
基本的にはドコも一緒だと思いますよ。
Posted by ユーラシア最南端 at 2005年10月15日 11:50
予想大筋アタリでした。想定内とはいえ、せっかくの準備が無駄になって、空回り。らんさんの疲労感が伝わってきました。
だけども、英語に関するメンツ?には配慮が欠けたかなぁ。日本であっても少しきついでしょ? 少し甘かったかもですね。(笑
ただまあ、そんなことよりも、学生が集まらなかった(集めなかった)ってことの方が、問題の根が深い。

Posted by @岩手 at 2005年10月15日 12:47
社会が歪めば教育も歪みますね。正直者、真面目な者が割を食う社会です。

現代中国を知れば知るほど、その繁栄が如何に表面的なものであるか分かります。

この記事を中国BLOG記事アーカイブプロジェクトに推薦させていただきました。

http://www.chinawalkers.net/modules/weblog/details.php?blog_id=84
Posted by まかぼろ at 2005年10月15日 13:18
 元学生の私には耳が痛い話です。
 学生時代(今もですが)、留学生がたくさんいたにも関わらず、英語はほとんど分かりませんでした。
 で、もうひとつ反省しなければならない点は、大講義室での100人以上の講義では、講義中に勝手に出ていく学生もいたのです。これは日本でもある話なんです。もちろん、一部の学生ではありますが、快くは思えない行為でもあり、教授に申し訳ないと思います。
 一度、韓国の大学教授とうちの大学教授との学会が大学であった時、言葉はもちろん英語でした。会場で手伝いをしていた私を含む他の学生ももちろん言葉がほとんど理解できず、貴重な講義もあったはずなのに、内容が分からず質問もできない状況でした。せっかく質問はどんどんしていいよ、とお許しを得ていたにも関わらず。
 きっとあの時の韓国人教授もらんさんと同じような心境を味わっていたのではないかな?教授陣も不甲斐ないと思っていたのではないかな?と今さらながら思いました。唯一の救いは学生は手伝いの数人しかおらず、ほとんどが教授、助教授、助手、博士課程だったので、学生の不甲斐なさがばれずに済んだ事でしょうか・・・
 なんだか我が事のように思って読んでいました。
Posted by ゆきのした at 2005年10月15日 14:11
あらら、そちらの方向へ行ってしまいましたか、、、
OHP投射機も講義告知も女性講師さん自身が院生使って
動かないとだめですよ。そんな職員に任せちゃうなんて、、
なんてもったいない、、、

それにしても当日、よくもまあ30人も集まったと驚きました。
いや、集まってもらっても嬉しくない面々だったみたいですが、、
廊下に張り出された告知を発見した二人はすばらしいと思います。
らんさんの講義をのがして残念がってる学生もいることでしょう。
やっぱりその女性講師さんの手続きに問題があったんだろうと思います。(その他の問題は議論の余地なしの問題であるような気がします。)
Posted by ゆみ at 2005年10月15日 16:24
あいたたた
されど確認せよ、他人を信用するなってことですかね・・・本当、色んな意味で厳しい国だなぁと思います。
メンツで英語は喋れないって!はははは、勿体無い・・・世紀の講義だったのに。告知をみて来てくれた2人にとって有意義であれば、成功ですね。らん姉さん、お疲れ様でした。負けずに頑張って下さい!!
Posted by なおたん at 2005年10月15日 20:18
戸山大学生なんですが、例えばうちの場合、自分は講義の最中に出て行く学生を見たことはないです。前目に座ることが多いからでしょうか。遅れてくるのと寝てるのはいますが。(移動時間が10分だから間に合わないことも多々、という事情も)

あと、自分は英語で講義されてもさほど困らないですが、他の学生がどうかは。結局、半分以下じゃないですかね、日本でもnativeを聞き取れるの。

質問はあまりしないです、先生の知識に追いつけていないから適切な質問が出せない(自分の専攻関連の興味のあることしか知識拡充しないから)というのが主な理由と思うのですが、対面では質問し辛いというのが実際のところ。だからか、興味を持った点はメモって後で本かネットで調べればいいやって逃げちゃう、、いかんなぁって思いつつ。

でも、中国の大学生といったら、大学進学率の低さから「東大京大生だけ」くらいのレベルかと思ってましたけど、そういった状態なんですか。かなり意外でした。コネ・中央派遣組がモチベーションレベル低いぞってことは想像できても、そこまで、かなぁ。娯楽が少なくハングリーな分、学生全般が全然貪欲と思っていました。また英語の教育熱もすさまじいそうで、北京で教えた経験のある先生が中国の英語力はすごいぞって言ってのです。


先日BSで見た中国のエイズ問題についてのドキュメンタリーで、売血で感染した親が多く、そのため孤児となったりして学校を追い出された子供たちが増えているそうで。彼らを救おうとNPOや大学生たちが学校を開くも、地元の人が「感染するのでは」と訴え出て学校は閉鎖。そのため行き場をなくした子供たちに個別に私費で教材を配ると、権力者たちがやってきて「許可を得ているか?」と言う。そして逮捕。企業誘致にマイナスだそうです。エイズ患者の存在が表に出ると。また地元行政の得点にならないから、NPOとかは邪魔・むしろやらせない、と。

世代が替われば問題も取り組みやすくなるのでしょうか。なってくれないと今後の日本にとっても迷惑でしょうし。
Posted by at 2005年10月15日 20:33
らん先生大変よく出来ました!
僕なら頭かち割ってます。
Posted by J at 2005年10月15日 21:35
最初に来てくれた2人だけで十分でしたね。(^_^;)
何と言うか、私が学生の頃は、外来の講師の講義を途中で抜けて行くなんて考えられませんでしたよ。
私はそういう講義を受ける機会は殆どなかったですが、たとえわからなくても最後までいたでしょうね…
Posted by カンナ at 2005年10月15日 22:54
らんさんお疲れ様でした。
続編ということで後編を楽しみにしていましたが中国は私が思っている以上に問題の多い場所ですね。

さるTV番組で中国人の英語力は日本人よりずっと上だと言っていましたが・・・どうも真実ではないようですね。中国語は母音だけでも38個と英語と比べはるかに多いので、勉強しようと思えば母音が5個の日本人よりずぐに上達できるのにもったいないです。
Posted by ササオ at 2005年10月15日 23:49
まぁ、日本もあまり変わりませんよ。

日本の大学で英語で講演したら9割は寝てると思いますね。日本語で講演しても7割くらいは寝るんじゃないかな。。
Posted by ぱすかる at 2005年10月16日 01:31
らん様講義お疲れさまです。
今日の記事は読んでて耳が痛い(目?)です。その授業風景は目に浮かびます。うちの大学だ・・・かつての私だ・・と。招待講演の聴講学生の半分以上(時には100%)サクラなんて珍しくなかったっぽいですからね。英語聞いてもわからない、一応最初はわかるけど聞き慣れない単語聞くとそこで理解はstopする、OHP sheetのコピーがあったらそれ読んでる間にあれよあれよと講義は進むし、そのような状態ですので質問なんてできやしない。でも途中退室はさすがに外国の先生の時はしませんでしたねぇ。いや日本の先生でも途中退室は十分失礼ですけど。上でササオさんもおっしゃってますけど、中国の学生は日本の学生よりもはるかに英語が出来て授業態度も真面目と聞いていたのですが、変わらないのですね。院生ともなると英語出来なきゃ即留年と聞いていたのですが・・。やっぱりhearingは難しいのでしょうか?
白状しますが、私、招待講演のサクラに動員されたときは、「忙しいのに何でやねん?」と思っていました。聞きたい内容の授業ではないときは特に。研究でせっぱつまってたからですけど・・。講演なさる先生の努力と都合は考えていませんでしたね。反省ですorz
今からでも遅くないから英語頑張ろうと思います。講演聞いた場合は最低でも一回は質問します。
Posted by おかゆ at 2005年10月16日 02:17
らんさん本当にお疲れ様

しかしダチャイナ...(笑)
Posted by 妻と見てます at 2005年10月16日 06:22
恥ずかしいですけど
私も英語で講義されたらまったく理解
できそうにないです><
一応有名私大って感じのとこに通ってますが、英語大丈夫な人全然いない予感…。
恥ずかしいんでもうちょっと勉強
がんばりますorz
Posted by ななしです at 2005年10月16日 11:59
らんさん、お疲れ様です〜。あまりにも非常識な人々や腐敗したシステムに疲れることもあるでしょうが、非常識さと腐敗システムに怒りをあらわにする常識ある人々との交流を励みにこれからも魔大陸中国で生き抜いてください〜(笑)。

ところで、個人という点でみると、日本の大学でも不真面目なのが増殖中。授業中にファッション雑誌を読んでいる学生や授業時間の後半に入室してくる学生とか。

現在の日本では、学生だけでなく老若男女に関係なく非常識な人々が以前(私が子供の頃)よりかなり増加しているように日々感じます。非常識な人々の割合と程度が中国ほどではないにしても、私たち日本人も自分たちの足元を見つめ直す必要があるのかもしれないと思うハググからの書き込みでした。
Posted by ハググ at 2005年10月16日 18:08
大学にもよるでしょうが、このような形で外部の方を呼んだときは、窓口の先生が、自ら(あるいは院生を使って)、案内状を作って張って周り、先生方のメールボックスに案内状をいれ、時には個別に部屋を回って伝え、、、、。当日も、自ら会場に機材を運び、半時間前には起動確認などのチェックを済ませて、講演者が来るのを待つ、、、、というようなところが多いのではないかと、、、、。少なくとも私の出身大学では、先生自ら、走り回っておられます。
Posted by jun at 2005年10月17日 00:20
らんさん、お疲れ様でした・・・。
こんな状態では中国の優秀な人材は海外に流れていってしまいますね。
旦那の会社にも現地採用中国人が何人もいますが
人間的にもいい人ばかり、来日して2年と思えない程
日本語が上手な人です(むしろ英語の方が得意)
その中国人も勉強意欲があっても国内にいたら
人間的に駄目になってしまう、あの国では何も学べないとまで言ってるのを見て、こんないい人材がいるのにと胸が痛くなりました。
Posted by tora at 2005年10月17日 11:25
ご苦労様です。
ま、これは半分は否定できませんね、中国側は。
私だって無理やり妙な講義受けさせられたら帰りたいし眠いでしょう。その、姿勢とかいうのは半分はくだらねえなとか思いますよ。ようは「実を取れるかどうか」だけでしょう。とか。
ま、取れてないのが問題だしそれはなるほどシステムの一因でしょうが中国という国を見るとそもそもそういう創作研究というのはまだまだ無理なんじゃないかなあ。前例を踏襲するだけ、劣化コピー、そのぐらいじゃないか。
それだけに体系的に「中国における劣化コピー技術と社会」とかが研究しやすいとか思いますね。
Posted by kuro at 2005年10月17日 18:55
たまたま、ここにたどり着きました。現在、四国の大学で学生をやっておりますが、英語での講義を理解できる学部生は1%に満たないと思います。私もそうですが。
Posted by ry at 2005年10月17日 22:07
こんばんは。
今回の話は自分にとっても耳の痛い話です(苦笑)。
英語での講義なんて無理です。
日本語+英語+中国語ができるらんさんはすごいです。
どうやればそこまでのレベルに達するのですか?
教えてください。
Posted by アスピリン at 2005年10月17日 23:12
英語に何度も挫折の自分に、英語の話は
耳が痛いですが、(痛い人多くてホッ…としてちゃいけませんな)
読みながら思ったのは、哀しいな、かわいそうだな。
最近は日本でもその傾向はありますが、
最低限のマナーやルールすら学べない社会は
かなしいです。
Posted by にゃおん at 2005年10月18日 13:30
初コメントで失礼します♪
最近らんさんのブログを見つけ、あ・・・面白い・・・」と感じ、ちょくちょくお邪魔しています^^

今回も興味深いお話でしたね。
中国人は、その場で適当なこと言って「面子を保とうとする」ことが多いですが、後でもっと大きな事態が発生して自分の手に負えなくなると、急に開き直っちゃうんですよね。そういう反応って日本人からすると「恥ずかしい」ことなんですが、その辺の感度が鈍い中国人がホント沢山いるなあと感じてしまいます。

適当に「没問題」と言うのは、自分達のためにも止めた方が良いんじゃないかなと思いますが・・・・。私もそれで何度か痛い目にあったし(涙)

まあ、それが中国の面白い文化であると言えなくも無いですね^^;
Posted by at 2005年10月19日 02:19
 らんさん、お疲れ様でした。
 豪州の大学に中国人の多い理由がわかりました。
 本当に勉強したい人は外に出る、優秀な人ほど外に流れる・・・国にとっては損失ですよね。
 しかし英語がわからないなら通訳使えばいいのに、体裁の為に学ぶ場で貴重な情報を逃すとは勿体無いと思いました。
 日本の学生でも英語が理解出来ないなら、通訳入れればいいのに。
 個人的に英語が解かる友達に通訳頼むとか。
 大学という学び舎は、貪欲に知識を吸収していく場所と思っていただけに・・・やっぱり勿体無い。(´・ω・`)
Posted by 小梅L6 at 2005年10月19日 12:14
匿名でゴメンナサイ。通りがかりなのですが・・・思わず熟読してしまいました。勝手に貼り付けです、すみません。やや偏りが見えますが、なかなか情報量も多くて面白いと思います。不都合あったら削除お願いします。http://brain.exblog.jp/
Posted by at 2005年10月19日 21:16
私も日本で大学院生をやっています。
金融工学を専攻しているのですが、
学会などはほとんど英語ですね。
お恥ずかしい限りなのですが、私もあまり英語がわかりません、そのときはパワポやOHPでしか理解できないので、とてももったいない気がしています。
人の振り見て我が振りなおせ。
私もこれからをにらんで日常に差しさわりの無いレベルまで英語を学ぼうと思います。
Posted by たかぼー at 2005年10月23日 01:36
楽しく読ませていただいています。

さて、大学の国際化の件ですが、社会科学系学部学生の時に、指導教授の友人がたまたま来日し、その特別講義がありました。「英語に強く大学(笑」と言われる大学でしたが、当時殆ど聞き取るチカラはなし。で、その指導教授が通訳も担当。また、恐らく正確な通訳を期してその講演者と教授とが論争じみた事を始めるんですね、学生の前で。カッコよかった〜。以来なんとか原語で完璧に理解することは目標となりました。その教授、フランス人・ドイツ人の友人も特別講義に呼んでいました。で、通訳も兼務。もちろん仏語・独語で。今思えば、自分の担当講義をさぼっていただけとも思えますが(笑。
四半世紀前の事です。今、学生を前にして、同じようなことをしています。ただし、英語だけですが・・・学生の中には「先生、その発音はちょっと違います」って生意気な奴がいて、楽しいですね。
少なくとも外部講師に対する敬意ってのは、25年前と同様に現代学生は保持しています。日本の知性のタマゴ達は、健全だと思いますヨ。メンツより実力!
Posted by 朱雀 at 2005年10月23日 09:11
>皆様
毎度書き込みありがとうございます!まとめてお返事
失礼いたします。

いやいや、大学院生よりも先生達が全く英語が解らない
のにびっくりしてしまった次第で。理系の先生達って
英語の論文とか読むでしょうし、海外からの先生の
講義って他にもありますし。

私も英語で講義となれば、そりゃ原稿を用意しないと
いきなりは話せませんが、それでもたくさんのFig
(絵とかグラフとか)を見せているので、少なくとも
先生達はわかって欲しかった、質問が欲しかった、、、
と(とほほ)。

私の中国語レベルは激しく低いです(>アスピリン
さん)。滅茶苦茶すよ〜お恥ずかしい。
英語だって勢いだけ(わはは)。語学は
度胸とハッタリですわ!

日本の大学、大学院生も英語での講義はなかなか
付いていけないでしょうが、それでも先生に対する
態度は普通はもうちょっとマシじゃないか、と。

いや、最近の大学は知らないんですが、期待も
込めて日本はもうちょっとマシだと思いたい(わはは)

私も寝てたことを思い出しますが(笑)、最低でも
会場が明るくなったら起きてましたから(おいおい)。

もっと外からの風を入れてもらいたいもんです。
特に田舎の大学なんかには特に(日本もですが)。

またいらっしゃって下さい。
Posted by らん at 2005年10月26日 19:23
改革・開放以前の中国では、英語は敵性語。科学をはじめさまざまな分野の高度かつ最新の知識はソビエトから得るものでした。留学するのももちろんモスクワ。
40歳以上の先生には、ロシア語ならできる人がいたのでは?
25年前の中国では、ハウマッチなんて、上海の友諠商店でも通じませんでした。ハローもサンキューも×。
Posted by jun at 2005年10月30日 01:35
わたくし、自称TOEFL600点の中国系の方を存じてます。
あまりにお粗末な英語をお話しになるので、とても信じられなかったのですが、そこは日本人ですから、信じたフリをして聞き流していたら、英語上達に関するアドヴァイスまでしてくださいました(T_T)
その後、その方が中国本土で工場を設立し、自社の英文HPを作成されたのですが、その文章たるや..
「バカみたいに見栄を張ってないで、英文科の大学生でも雇って書かせればいいでしょう?」というと「ここ(シンセン)には僕ほど英語のできる人はいない」とおっしゃってました。。。
中国社会は格差が激しくて、ごく一部のエリート以外は、英字新聞が読めるような人に出会う機会もないのかなぁ?
Posted by wonda at 2005年11月14日 01:38
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嘆く中国人
Excerpt: この記事おすすめです!嘆く中国人1嘆く中国人2社会が歪めば教育も歪みますね。正直者、真面目な者が割を食う社会です。現代中国を知れば知るほど、その繁栄が如何に表面的なものであるか分かります。≫≫≫≫≫≫...
Weblog: 中国BLOG記事アーカイブプロジェクト-MakeBoluo's BLOG-中国遊歩人
Tracked: 2005-10-15 13:19

学生
Excerpt:  1年生と2年生を担当しているのですが、
Weblog: こんにちは
Tracked: 2005-10-17 19:18