2005年07月09日

労働者の気質1

突然色気出してアフィリエイトとか
貼っちまってすみません。

ってか画像見るだけで満足してるんで
許してくらはい、、、

日本酒、、、たらーっ(汗)









さて、話は変わって、、、、


またまた我が社の社員達の話で恐縮だ。

私はそろそろこちらに来て2年になる。

日々社員達と接し、(働かない)中国人を
働かせるにはどうしたらいいのか?会社を
うまく回すにはどうしたらいいのか?違う
文化の中で一部日本流を、そして現地流と
融合されるのはどうしたらいいか?を
試行錯誤してきたつもりだ。


そして、彼らを動かすには特質を考慮した上で
指示を出さなければ無理だろうと思い、
観察してきた。


その中でも特に「苦労した」「今でも苦労している」
点について書いてみる。

既に中国で長いキャリアがあって中国人との付き合い
方を熟知している人には今更だろうが、、、



中国人労働者気質の大きな特徴のひとつ、それは


「指示待ち」



ということだ。
(ま日本だって似たようなもんかも知れないが)


もちろん全員ではないが、傾向として、だ。


というと中国人のイメージと違うように
感じる人がいるかも知れないが、、、、、



私は既に約2年間部下たちと共に働いてきた。
特に最初の1年間はほとんど指導にあて、基礎はもちろん
応用技術まで論理も含めてかなり詳しく教えた。


だいたい論理だけで技術習得なんざ出来やしない。

一通り教えたら、残りは経験から学んでいくしかないのだ。


さて、そして私の滞在2年目。

私は1年目とは少しやり方を変えて部下たちと距離を保った。
日本ならば当たり前だろう。
既に1年間教えてきている。

もう自分で考えてやれるだろう、と。


よって私から教えることはせずに、わからないことだけ
聞いて来いというスタンスを取った。



ところが、


中国人部下達は一切聞いてこない。
じゃあ解ったのか?と思って聞いてみると、解ってない。

さらに今までどおりのことを習うだけで、腰が
ひけているのが解る。


何故聞いてこない?何故動かない?
と尋ねると逆に

「何故もっと教えてくれない?まだ解らない。

十分じゃない」



と口を揃えて言う。


大卒幹部でこれだ。

これでは、彼らにさらに下の部下たちへの指導なぞ
期待できない。


私が

「じゃあお前たちは何年教えたら十分で、

いつから自分で立つんだ?」


と聞くと黙る。



これは1つには、責任を取りたくないという


保身意識


が働いている。



教えてもらっている身であれば、責任は全て私だという事で
気が楽だ。


しかし自分で動き出したらそうもいかない(それでも責任は
私なのだが、そこは説明してもなかなか解らない)。



まあ無理もない面もある。


中国はご存知のように人口がやたらと多い。
となれば職を得るのも激しい競争。一度
失うと、特に私が居るような田舎では次があるか解らない。
なるべく責任を問われない形でいたいのだ。


さらにもう1つ、彼らの指示待ちには理由がある、と
中国人の友人
(日本に留学経験がある日本文化に造詣が深い)
が教えてくれた。



「中国の学校教育は教師から生徒への一方通行。答えは
常に教師が用意し生徒はそれを覚えるだけ。受身であり
与えられる教育。それに調べ方も教えてもらってないし
規制も何かと多い。また日本のような部活動などの課外活動
が無いに等しいので、例えば先輩が後輩の面倒を見たり
指導したりという「教える」ということが解らない」




なるほど、わが意を得たり。


それで納得がいった。



さすが共○主義国家。自分で考えて行動する子供が多く
なると何かと不都合なのだろう。

さらに私自身が思うのは、これに

家での教育も加わっている。

特に今の若い子は一人っ子世代。
とことん「教えられる」「与えられる」
ことに慣れている。


どうりでね。


こりゃ大変だ。



この話を聞いてから、私も相当考えた。

どうしたら彼らが自主的に考えて動き、

さらに部下の指導まで出来るだろうか


と。



今もまだ模索中だが、とにかく

「責任は全て私だから思い切ってやれ」

と根気よく説明することと同時に

「自分の下の子の指導については責任を取れ」

という責任の所在だけは明確にしている。



長年染み付いた

「教えられること」

「与えられること」


から抜け出すのは時間がかかることだが、
少しずつ変わってきてはいると感じる。




た・だ・ね!


これで終わらないのが魔大陸










何か矛盾を感じないだろうか?









そう、彼らは確かに指示待ちの傾向がある。




が、同時に



指示通りに動かない


という傾向も持ち合わせているのだ。
(いわゆる1つの中華思想?)






これだよ、これ!!




どうすりゃいいんだよー!!!




というのは無責任なので、
まずは指示通りに動かせる。
不本意でも何でも「いいからいう事を聞け!」と
言う。


そして少しずつ指示しなくても動くように、責任の
重さをコントロールしながら突き放していく、と同時に
解らないことの調べ方などを教えてあげる、のだ。





書いてみると簡単だな!



たった100字くらいか?






あーっはっは!!!(やけくそ)













ってか、



難しいんだよーっ!!(泣)















うちの社員達はみんな良い子なのであしからず
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posted by らん at 17:04| 香港 曇り| Comment(18) | TrackBack(3) | 中国社会事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは

中国人の労働者が指示待ち、と言うのには正直驚きました。先日のビザの件で進んでやると言うイメージがありました…それがどんな結果を生んだは別にして

>何故もっと教えてくれない〜
には、らんさんの苦労が目に浮かぶ気がします。

らんさん応援してます。
では
Posted by アスピリン at 2005年07月09日 17:42
Mが多いヨカン。
Posted by J at 2005年07月09日 18:53
らんさん、毎度ご苦労様です。ホントにご苦労が目に浮かんで来るようです。いつも同じで恐縮ですが、お体お大切に。
さて、1.教える。2.やらせる。3.出来たら認め、自信を持たせる。4.結果、責任ある自動能を持って働き始める。はず。 イー,アル,サン,スー,の4ステップ。 某、苦問式?。嗚呼。
"もっと教えてくれないと解らない"さらに教えて、結果が出ないと、"私は教えられたとおりやった。製品が不出来なのはちゃんと教えない○本人のせいだ"が初期進出の一実情だったかと。 
 約20年前、そちらで"がむばった"友人の同僚は、魔大陸様ご用意の3食(冷え切ったギトギト○華お料理)で生き延びながらお仕事を貫徹し、帰国のひこーき(つるのマーク付き)機内食の"銀しゃり"見て静かに泣いたそうです。
なんか、テンション下げで済みませんがくれぐれも
心とお体大切になさって下さい。 らんさん。
Posted by 日本の小東洋 at 2005年07月09日 19:22
受身であるとかは、日本人も欧米の人に言われていましたね(今も?)。ふぅうん不本意ながら、似てるんだ…と思っていたら、やっぱ魔大陸(笑)。
Posted by にゃおん at 2005年07月09日 19:23
いつも楽しく拝見しています。うち(日本です)にいる名門 北○大学出身の留学生もまさにこれ!指示しなきゃ何もできないし、指示しても鈍いし、どーすりゃいいの!という感じです。がみがみいうと「こんな侮辱は子供のころ以来だ」とのたまって開き直り、「中国に帰りたい」と泣き出す始末。わが国内の小・魔大陸、なんとかしてくれー!
Posted by 馬克西 at 2005年07月09日 20:55
日本でも、言われたことしかやらないOLいっぱいいますヨ〜。
言われた仕事に付属する基本的な事、会議用ならばコピーを人数分とか。
細かく指示つけないと仕上がらない、、。

バイトの時もそうだった気がする。
言われないとしゃべりまくって、時間が空いたときに、済ます事いっぱいあるのに。

言葉のハンデがあるのに、ご苦労がしのばれます。
中華思想に負けるな〜、大和撫子。


Posted by みん at 2005年07月09日 22:49
>帰国のひこーき(つるのマーク付き)機内食の"銀しゃり"見て静かに泣いたそうです。
日本の小東洋さん、映画の一シーンのようにその場面が頭の中に浮かび上がってきた。その方のようになりたいものだ。
Posted by 楼主 at 2005年07月09日 23:44
>アスピリンさん
毎度書き込みありがとうございます!ねー意外ですよね。でもほんと受身なんですよ。それにやたらとやる気があるな、と思ったら明後日の方向だったり(笑)。またいらっしゃって下さい。

>Jさん
毎度書き込みありがとうございます!ええ、私がSなのでちょうどいいんです。愉快な仲間たちで(爆!)またいらっしゃって下さい。

>日本の小東洋さん
毎度書き込みありがとうございます!いやいやいつも暖かいお言葉をかけていただき、涙チョチョ切れております。褒めるというのは大事ですよね。ただ私はそもそも部下は褒めて育てるタイプだったのですが、こちらにきて「ちと調子に乗るな、こいつら」と思い調節してます(笑)。さすが中華思想、自分で自分を褒めてますから@有森裕子。またいらっしゃって下さい。

>にゃおんさん
毎度書き込みありがとうございます!日本も確かに受身だと言われてますよね。失敗に対して不寛容な社会だからでしょうか。中国は失敗を恐れないと思っていたのですが、これがまた受身。面白いもんです。またいらっしゃって下さい。

>馬克西さん
毎度書き込みありがとうございます!あー昔うちにも居ました、北○大学卒が。速やかに辞めて頂きました、はい。っていうか仕事しないで歌ったり木陰で昼寝する優雅な方だったので(笑)。日本にも居ますけどね、高学歴だけどへんてこりんな人は。またいらっしゃって下さい。
Posted by らん at 2005年07月10日 01:06
>みんさん
毎度書き込みありがとうございます!指示待ちさん結構日本にも居ますよね。でももしかしたらそれの方が日本の組織では上手に生き残れるのかな?複雑。またいらっしゃって下さい。

>楼主さん
毎度書き込みありがとうございます!ほんと、その方のサムライっぷりが浮かびますねー。成し遂げて静かに一人で泣くっていうのが大和魂!いい話です。またいらっしゃって下さい。
Posted by らん at 2005年07月10日 01:15

心中お察しします( -∀-)人 ナムー

って俺ごときにゃ理解できないんだろうけどもww

これからも良き教育者、頑張ってください。プ
Posted by たく at 2005年07月10日 03:00
ご無沙汰です。いつも見てますよ。今回の話。知人に話したところ笑ってました。その方の勤務先、中国に工場持ってまして、「かの地では、1〜10間で紙に書いて指示しないと、動かないと」日本人は、やさしすぎるので、台湾人の鬼教官が大活躍だそうです。
Posted by 平 at 2005年07月10日 13:40
わかります〜!!
私のいた会社もらんさんのところみたいな感じの「人はいいんだけどね・・・」みたいな人ばっかりでした。
これではいかん、というので路線をかえて切れる人を採用したらそれはそれで問題が!
どういう問題が、ということについてはトラバしたので、よかったらご覧になってください。
Posted by NINI at 2005年07月10日 14:22
お仕事おつかれさまです。
あ〜!南部美人じゃないですか。それも大吟醸!
これ美味しいですよね。私も先月買い込んで冷や奴でチビチビ楽しんだところです。そちらでもお取り寄せできるのでしょうか。冷えた南部美人には朧月と漢詩の取り合せも風流ですね。「一杯、また一杯」
主題とズレたコメントですみません。
Posted by くら at 2005年07月10日 18:20
>たく(たくみっくす?)さん
毎度書き込みありがとうございます!いやいや、こちらに来ればすぐに!解ります(笑)。留学と駐在では少し違うかも知れませんが、似たようなものじゃないでしょうか。またいらっしゃって下さい。

>平さん
毎度書き込みありがとうございます!ええ、もう一から十まで、解りますとも!日本人としては「そんな命令口調はちょっと」と思ってしまうのですが、そうでないと仕事が廻らない、、(苦笑)。私もたぶん相当キツイ上司だと思いますけど、その台湾の方には敵わないかも、、またいらっしゃって下さい。

>NINIさん
毎度書き込みありがとうございます!ほんとに難しいですよね。良い人を採用するとボーっとしているし、少し切れる人を採用すると必ずといって良いほど悪さする、、。ああ、魔大陸。またいらっしゃって下さい。

>くらさん
毎度書き込みありがとうございます!南部美人!!ああ、、、、飲みたい、、、、。久保田、八海山、出羽鶴、、、、、飲みたい、、、、。やべ、泣けてきた(爆!)。旨い日本酒、これ日本人の幸せですわ!冷奴と日本酒なんて、あーなんて羨ましい!
お取り寄せできるようですから、ご覧下さい(商売人)。またいらっしゃって下さい。
Posted by らん at 2005年07月10日 21:24
 はじめまして、こんにちは。
 豪州在住で主人が働く会社も中華アラカルトワールドで御座います。(^^)
 マレーシア、シンガポール、台湾、ベトナム系とか色々な中国人が働いていますが、やはりメインランドの方は頭がイタイようです。
 同じ中国人でも「メインランドは・・・。」と言っているそうです。
 主人もメインランドの方を普通に簡単な業務が出来るように指導するだけでも大変なようで、結局はらんさんと同じ事言ってました。
 そう、言葉にすると簡単なのですが、それを教え、納得させるのは物凄く根気の要る仕事のようですね。
 普段悩まない人が悩んでましたから。(笑)・・・まー年齢的にも日本で働いていても同じような経験はするんだからガンバレーと励まして置きましたが・・・限度の差に(ちょっと)可哀想になりましたが・・・。(話を聞く分には面白いんですよねv)

 衛生面はやはりメインランド最強なようですね。主人同僚のシンガポール人は信じられないと・・・唖然としたそうです。

 そんなメインランドの人も1年頑張って使えるようになりました。
 今では自ら学ぶ姿勢になるそうです。
 らんさんも大変とは思いますが、お身体に気をつけて、負けないで下さいませ。

 
Posted by 小梅L6 at 2005年07月31日 17:09
>小梅L6さん
書き込みありがとうございます!そうなんです、指導するべきことは頭ではわかるんですが、それを行動に移し解ってもらうのが至難の業でして(とほほ)。違う国の人間同士が分かり合うのがどれだけ大変か、実感してます。どうしても、こちら側が「教える側」であり相手は「教えられる側」になりますが、教えられる側にその気がなければ、壁に向かって呪文を唱えているような気分になりますし、、、、、。
ご主人も大変な思いをされているんですね。がんばれー!またいらっしゃって下さい。
Posted by らん at 2005年08月08日 03:31
中国人の勤務態度が受身なのは教育の影響もあるでしょうが、計画経済時代の労働精神?を引きずっているような気がします。がんばってもがんばらなくても給料は同じ、というところでしょうか。そのため歩合制を導入すると勤務態度が180度変わることもよくあるようです。

あと日本人と根本的に異なるのは集団への帰属意識でしょうか。日本人の場合集団活動の中において自発的に自分の役割を見つけ、より積極的に集団に貢献していこうとする傾向がありますが、中国人の場合見事なまでに?己の職域を守ります。いわゆる「事不関己高高挂起」ですね。さすが毛主席、中国人の性質をよく見抜いています。

この記事を中国BLOG記事アーカイブプロジェクトに推薦しておきました。

http://www.chinawalkers.net/weblog+details.blog_id+20.htm
Posted by まかぼろ at 2005年08月22日 19:02
>まかぼろさん
毎度書き込み&ご推薦ありがとうございます!彼らの特徴、おっしゃるとおりですね。教育が画一化されているからか、労働者の気質は非常に似通ってる気がします。歩合制導入は効果的に使ってるところが多いですが(わが社も)、これまた立場や職種で変えないといけないのが難しい、、、。またいらっしゃって下さい。
Posted by らん at 2005年09月01日 12:52
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