2006年07月21日

こんなん出ました〜!@

さて、以前もすこ〜し書いたが
我が社でかつて「不正」をしていた
政府系からの派遣社員と対決した時の
ことを書いてみよう。

これまた長編なので、三部作くらいに
なるかな(これから書くので未定)。


余りにも「対決」が多くて(笑)、
我ながら笑えたりするのだが、
やっぱり多少時間が経たないと冷静には書けない。

ってことで、これも既に解決済みで
二年以上経っている上、私も会社を離れて
いるのでそろそろ良いだろう、と解禁。

さて、以前政府系と組んでいるころは
どれだけ「公務員社員」が不正をしても
些細なことでは解雇できなかった。

出資金を人質にとられているし、
相手の土俵に入ってるからねえ。

よほど確たる証拠を掴まなきゃ、
泥棒社員に給料を与え続けなければ
ならないわけだ。




この社員たちも、とにかくヒドイもので、

商品を持ち出して勝手に売る、
事務には「サンプルとしてあげた」といって
売上金を渡さない、
営業してくると言って喫茶店で休憩、
その代金を請求する
友達を連れてきて「安く売れ」と言う、
愛人同伴で出社する、
会社の車を私用に乗り回す、
会社の電話を使いまくる、
出社しても新聞を読んで寝るだけ、


今思い出せるだけでも、これだけある。

書いてると怒りがこみ上げるなあ(笑)。

まあ、これは結局こういう状況に
持ち込んでしまった(元)親会社への
怒りも半分。

なんでこんな奴らと合弁しやがったのか、と。



それはともかく、やっと親会社側が
多くの負担をすることで合弁解消が成立。

その申請がなかなか通らず、また送金
(株買取金)が完了するまでは、
まだ彼らは会社に「見張り」として
所属し続けた。



これは、この政府系社員たち(計4人)全員が
「退社は決定していて、
転職先も決まっていたが、まだ所属していた」
頃の話。



さて、最後まで絞れるだけ絞ってやろう
とばかりに、相変わらずのやりたい放題。

全く出社しないのに、給与だけは
払い続け、車は使いまくる。

しかし、近々会社を去るからもう少しの
我慢(せいぜい長くてもあと一ヶ月)、
と日々見ぬフリをしていた
ある日のこと、私と同僚がある店舗を
整理しに出かけた。

この店舗は、政府系社員たちが牛耳っていて
彼らが採用した社員たちが管理している。

そこでは大手企業の代理販売も行って
いて、その売り上げチェックと在庫状況を
この機会にしようと思ったのだ。

全然売り上げが上がらずにいて、その代理店
契約も切られてしまいそうだったので、
早く立て直さなければ、と焦っていた。

そこで、彼らがまだ所属しているうちに
引継ぎも含めて、手を加えようと思ったのだ。


店舗に行くと、社員の女の子が一人だけいる。


リーダー、準リーダー格の社員は
転職先の企業の研修に参加するため、
某都市に出張中だと言う
(この頃は既に、所属だけ残して出社して
なかったので行動を把握はしてなかった)

ふいに訪問したせいか、彼女は驚いている。

「帳簿や伝票を見せろ」
と言うと、ゴソゴソと取り出す。

相変わらず記録はほとんどなし。
顧客情報もロクにとっておらず、また
空欄だらけ。日にちも飛び飛び。


そのときに、ふと、我が社が
取り扱っている各企業のカタログ
置いてある本棚に、
我が社と契約していないA社
のカタログがあるのが見えた。


すかさずそれに手を伸ばすと、社員が

「あっ」

と声を上げる。


実は以前から「噂」だけは聞こえていた。


顧客から「○○という商品売ってくれ」と
言われたりして「うちは扱っていません」と
言うと「え?だって、、、、」という
事が何度があったのだ。


野生の勘が働いたのか(笑)、私は
横から阻止しようと手を伸ばしてきた彼女の手を
払って、そのカタログを手に取りめくる。


すると、やけに使い込んであってボロボロ、
中には商品説明が細かく書き込んである。
我が社が正式に取り扱っている商品と、
見事に重なっているものばかりに
印が付いている。




「なんだこれは」


社員
勉強のために置いている」




「嘘付け!ここに値段が書いてあるし
なにやら顧客情報まで書き込んである
じゃないか!契約先の商品を売らずに
ライバル会社の商品を売ってたんだろ!」




社員
「いいえ、違います」


「正直に言え!」

社員
「違います。本当に違います」




この時点で、社員は泣きそうになって
いたが私も頭に血が上っている。

彼女が体でブロックしているのを
力任せにどかせると、商品の保管倉庫に入る。

普段は、政府系からの社員たちが店舗に
居たり、ロクに商品も置いてなかったので
覗けなかった(覗かなかった)のだが、
このときはビンゴ!






倉庫には、ライバル会社(A社)の商品が山積み





普段は別の場所に保管して置いたのだろうが、
もう辞めるからと
油断していたのかも知れない。

あるいは、まとめて引越しさせるために
一時的に我が社の倉庫に入れておいたのを、
タイミングよく我々が見つけたのか。




「これは何だ?」


社員
「・・・・・」



「なんだ?と聞いている」


社員
「A社の商品、、、、、」



「ここで売ってたんだな」


社員
「・・・・・・はい」



「契約先の会社の商品を顧客に薦めずに、A社の
製品を薦めてたのか。売り上げは当然懐に
入れてるよな。お前もグルか。」


社員
「・・・・・・」



「裏帳簿があるだろ。仕入帳でもいい。出せ」


社員
「・・・・・・・・」



「出せといっている。出せ」


社員
「・・・・・・・・」



「出せ!!」


社員
「・・・・・(泣き出す)」



私は彼女の荷物を取り上げ、中を調べる。
帳簿は無い。


よく診ると、彼女は机の前から動かない。


ははーん、机に何か隠してるな、、、







「クビだ!出てけ!今すぐだ!」




私は、彼女を店舗から追い出して、
机の中をひっくり返す。

同僚も、ついに証拠を掴んだとばかりに
一緒になってヒックリ返す。


これだけ商品量だ。
(数百万円分にはなるだろうか)

絶対に帳簿があるはず、あるいは仕入帳が。
売り先のリストでもいいし、何かの記録は
あるはず。

しかもリーダー格が留守にしているここ数日にも
仕入れをしていることから(箱に張ってある
伝票から)、何かしらの書類をこの社員が
持っているはず。

退社に伴う引越しで商品をここに置いた
のなら、ますます書類も一緒に置いてる
んじゃないか、と。

何より、彼女の態度から
「決定的なものがまだある」
と感じていた。










そして案の定、

机の引き出しの奥にあった。

裏伝票の束が大量に







伝票からは
私が赴任する、実に一年以上前
からA社の商品を、我が社の店舗で売っていた
ことがわかった。

本来の契約先の商品は全く売らずに、
A社のものばかり売っていたのが伝票
からよく解る。

そして、未だに、
彼らが店舗にいないときでさえ雇った
社員(この女の子)に引き続きやらせて
いるわけだ。

次に行く会社(これも日系)も決まって、
研修を受けている状態で、
なお我が社の経費でサイドビジネスをして
いたのだ。

そのまま次の会社に行っても、当然
続けるつもりだったのだろう。

そう考えられるだけの量を仕入れている。












私は、この時点で怒りくるってはいたが、
同時に、これだけハッキリした証拠を得て
ワクワクしなかったと言えば嘘になる(笑)。

こいつをモトに「どう料理してやろうか」
と考えながら、まずは宣戦布告(逆襲開始)
とばかりに、その場から政府系社員のリーダーに
電話をした。
(全部で4人いた中のリーダー格、一番の悪(ワル))


彼はそのとき、新しく就職する日系企業の
研修に参加中。

このリーダーは、そばに就職先の社員がいるから
だろうか、小さな声でしどろもどろになりながら、
必死になっている。



「今、店舗にいる。A社の商品が大量にあって
会社に未提出の伝票が山ほどある。
何だ、これは。」



リーダー
「そ、そ、それはB社(彼が就職する予定の日系企業)
から頼まれてやっているんです。
勝手に触らないで下さい。B社に迷惑です」




「なんだと?B社がなんでお前にA社の商品を売れ
っていうんだ?それもうちの経費でか?しかも
一年以上前からか?もっとマシな言い訳考えろや。
この商品は会社が預かる。全部証拠品だ。」



リーダー
「今、こっちにB社の人がいますから本当です。
B社の注文でやったことですから
商品は返して下さい」




「じゃ、B社の社員さんに電話変われ。
私の口から聞いて見るから。とにかく、
この商品は我が社の倉庫にあったものだ。
所有権はこっちにある。」



リーダー
「明後日には戻りますから、それまで触らないで
下さい。B社に迷惑をかけるんですか?」




「あ〜〜??本当にB社に頼まれてやっていたなら
B社も同罪だ。後はこっちで調べる」







リーダー
「・・・・・・・ブチッ(電話切る)」













さて、これからが本番。







私はこのリーダー格社員が戻ってくるまでに、
全ての調査と根回しを済ませるべく
動き始めた。















まて次号!
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posted by らん at 21:30| 香港 晴れ| Comment(43) | TrackBack(1) | 中国社会事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わくわく、わくわく
Posted by Ten at 2006年07月21日 22:09
わくわく
Posted by bunta at 2006年07月21日 22:13
ひゃあ。これはひどい。

あ、初めて書き込みさせていただきます。次回が楽しみです。
Posted by yasuchan at 2006年07月21日 22:18
ひー!
いいとこで切るんだもん、らんさん!!
 
Posted by あるまじろ at 2006年07月21日 22:26
なかなかいいですね、ところで政府系社員の意味を少し解説した方がみんなも理解し易いと思います、共産党支部とか 販売業の許認可を与える機関とか 政府系だけでは意味不明です。
Posted by 請多関照 at 2006年07月21日 22:30
続きが楽しみです(^-^*)b
Posted by ビッテンフェルト at 2006年07月21日 22:32
寝る前に見に来なきゃよかった…
「続きが気になって眠れん!」
Posted by 醤狩庵 at 2006年07月21日 22:39
∧_∧  +
(0゜・∀・)  ワクテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +   
Posted by まんが at 2006年07月21日 23:45
臨場感溢れてて最高です。
思わずにやけてしまいましたww
Posted by baku at 2006年07月22日 00:03
>営業してくると言って喫茶店で休憩、
>その代金を請求する
>友達を連れてきて「安く売れ」と言う、
>愛人同伴で出社する、
>会社の車を私用に乗り回す、
>会社の電話を使いまくる、
>出社しても新聞を読んで寝るだけ、

日本の天下り官僚の話かと思ってしまった。
Posted by とんじい at 2006年07月22日 00:11
すごすぎる!私の予想をはるかに凌駕する展開だ。
もしこれが「まあよくあること」レベルなことなら、
中国はまさしく暗黒大陸だ!

しかしらんさんもこんな所でよくやるなあ…。
頼もしス。
Posted by まんご〜 at 2006年07月22日 00:16


まるで小説のような展開・・・。

中国と陸続きでなくてホント良かった・・。


Posted by at 2006年07月22日 01:49
事実は小説よりも奇なり。
まさに蕃国そのものですな。と同時によくもまあ、らんさんこんな泥棒国家で働いておれますね!尊敬いたします。
これじゃまるで常識が通用しないではないですか。聞きしに勝る盗人民族だこりゃ。
貴重な体験を活かされて、ぜひとも後人のために「体験版中国ビジネス入門」でもお書きください。

それにしても、なんだか光景が目に浮かぶようでドラマを見ている気分です。
次週の展開が待ち遠しいです。
Posted by はやおき at 2006年07月22日 04:57
おら、こんなにやべぇのに
ワクワクしてきたぞー

というわけで首をロングにして
お座りしてます
Posted by 緑色 at 2006年07月22日 07:55
わくわくてかてか
wktk
Posted by よし at 2006年07月22日 09:18
初めての書き込みです。
私も中国で仕事をしています。
これと、よく似た話があり、私の会社と専属契約をむすんでいるのに、他のライバル会社に商品をおろしているようでした。

なかなか証拠をつかめなかったのですが、
間違って、当社に出荷報告のFAXをおくってきて、ばれたのでした。


結局もうしませんと、口約束のみ。

また、どうせするんだろうなとあきらめています。

なにか、やめさせるいい方法ってあるのでしょうか?
Posted by ねむい男 at 2006年07月22日 09:23
うーーー面白いですぅ次が待ちきれないよぉ

わくわくドキドキ(w
Posted by 中国検索エンジン at 2006年07月22日 09:36
すごいのが始まったぁ〜
もっと、やれ〜やれ〜
早く読ませろ〜ホレホレ
Posted by aichan at 2006年07月22日 10:17
ワクワクテカテカ
Posted by 双尾 at 2006年07月22日 10:19
わくわく
ひ〜、待ちきれないぞ。

気を持たせずに早く更新してください。スリスリ
Posted by とんぼ at 2006年07月22日 11:33
不謹慎ではありますがワクテカであります。
しかし・・これらの事を隠しといて日中友好なんだよな大抵のマスコミが。
らんさんの血圧は大丈夫ですか(笑)。
Posted by 五月雨祭 at 2006年07月22日 12:07
初カキコです^^
わっくわくのテッカテカですw
Posted by 通りすがりのhanguryu at 2006年07月22日 13:37
三部といわずに五部位にして
ド迫力のある力作 キボンヌ!
Posted by 中国万歳 at 2006年07月22日 13:51
おお〜っ続きが気になります!
ワクワクテカテカですなあ。
らんさんの鋭い追及に期待大です!!!
Posted by しろねこ at 2006年07月22日 13:54
いつ?次回はいつ?
Posted by カンカン at 2006年07月22日 14:28
らんさん、ご無沙汰してます。 今回の本命ネタ?、"わくわく"です。

不義、不正と戦え"らん大人" 忘八蛋どもを懲らしめろ〜。 除暴安良。

四人組を排斥せよ〜 

(どっかで聞いたような 笑)
Posted by 日本の小東洋 at 2006年07月22日 14:48
うわあああ、いい(?)ところでえええ。
不謹慎ながら逆襲劇にわくわくして仕方がありません。
Posted by うぇあ at 2006年07月22日 15:17
わくわくわくわく
Posted by うぇぷ at 2006年07月22日 15:53
こんなところで続きなんて、ひどすぎる!早く読みたい!!
Posted by KD at 2006年07月22日 15:55
私の中でらんさんをS認定しました。
Posted by これはひどい at 2006年07月22日 17:20
も〜〜〜、ドキドキです!
Posted by こう at 2006年07月22日 17:33
早く続きを書いてくれないと、気になって眠れません。傷害罪で訴えてやる!!
Posted by 風来坊 at 2006年07月22日 17:42
おもしろすぎる〜早く続きが読みたい〜!!
Posted by 竹の子 at 2006年07月22日 18:35
まーだー!わくわく
Posted by at 2006年07月22日 19:31
ひで〜な〜。
期待させといて続くですかw
どこかの民放テレビみたい。
あんまり引っ張らないで下さいね。
続き、楽しみに待ってます。
結末が期待を裏切りませんようにw
Posted by take at 2006年07月22日 19:39
ああっ、気になる!!
らんさんは以前にも、「まて次号」で読者をヤキモキさせてますね。

ところで、ブログ「ディープ広州生活」でも、
中国で製品を横流し、の話がありました。

こちらのブログも面白いですよ。

「ディープ広州生活」
2006年05月19日の記事
気がつけば中国人
ttp://deepchinalife.livedoor.biz/archives/50499931.html
Posted by とんぼ at 2006年07月22日 20:16
えーと・・・
わっふるわっふる
Posted by Horihori at 2006年07月22日 20:25
あ〜! こんなところで切るなんて殺生な!!
早く続きキボン!!
Posted by トーコ at 2006年07月22日 21:15
初めてのコメントです。
早く続きをお願いします。
ワクワクします。
Posted by ユキリン at 2006年07月22日 21:26
ワクテカで待ってます。
Posted by jjj at 2006年07月22日 22:48
オラもワクテカしてきたぞw
Posted by 退廃ニート at 2006年07月22日 23:45
んもー、何これぇー
勿体付けてからにー
ナンじらしよっとー?


こんの小話上手が!w
Posted by ズッキューーーーーーン! at 2006年07月22日 23:53
少し前に中国の政府直轄の体育協会から「ワールドカップの入場券をゆずる」といわれて信用し代金を払ったが切符が来なくて倒産した日本の旅行会社がありましたね。これはたまたまワールドカップだったから目立っただけ。日本の企業は代金の未払いなんか日常ですよ。日本のマスコミが書かないだけです。
Posted by なまず at 2006年07月23日 00:32
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