公私のけじめ
のつけ方だろう。
中国人はほとんどが「社長」になりたがるが、
起業資金を貯める為なのか、なんなのか、
会社に属している間は「会社の金」を何とかして
自分に有利なように使おうとする。
(もちろん全員ではないが、限りなく高い頻度で)
賄賂やマージンを取引先からとるのは当たり前、
会社の車で旅行に行くのも当たり前、
会社の備品は家に持って帰って当たり前、
会社の買出しの時に私物を買うのも当たり前、
こういうのは程度にもよるが「軽微なこと」
の範疇に入れておかなければ会社運営が
成り立たないことが多い(苦笑)
もちろん、
どこまで許して、どこから許さないかを
きっちりと決めておかないと。
さらに難しいのが
賄賂やマージンをちょろまかす奴ほど有能
な部分があることだ。
中国では何事も交渉交渉、また交渉。
(コネコネ、またコネ)
適正価格なんてものは無く、交渉次第で
コーラ1本1円にもなれば1000円にもなる。
よって交渉力がある=
賄賂をもらえる、差額を懐に入れる、
な部分は否めない。
ただ、賄賂をもらう=交渉がうまい=有能、
という方程式も必ずしも当てはまらない。
交渉が上手だからちょろまかしは見逃す、
ということを(私も含め)言う駐在日本人は
多いが、やはり「質」を見極めなきゃいけない。有能と見なされる中国人には
大きく分けて二種類居るかと思う。
まずはとにかく私服を肥やすことしか
考えないタイプ。
この手の人間は会社のお金を使うこと
だけが目的なので、会社の屋台骨を揺るがす
ような悪さを平気でする。大金を海外に持ち出し
て逃げるような役人などは典型か。
もう一つは、会社から旨みを吸い続けることを
目的に微細な悪事を繰り返すコソ泥タイプ。
会社の
利益も確保しながら自分もおこぼれに預かる
ことを目的とした奴が多いので、大ギャンブル
をせずに、コツコツと努力する(笑)。
前者は「有害なだけ」であり、大抵が中国人
からも嫌われているような人間が多い。有能
とはとても言いがたい。
後者は「うまい」と中国人から尊敬される(笑)。
宿主(会社)を殺さず、栄養分をもらう
寄生虫となるのが目的だ。
前者の例を少し書く。
わが社で過去に、わが社の店舗で他社製品を
売っていた幹部社員がいた。
(これについては後日詳細を書く)
この社員は交渉力もあったが、
数字での結果が全く見えない。
まともにやってないのは解って
いたが、何をしているのかが
なかなか掴めない。
そこで探っていたところ、
そのような行為をしていたわけだ。
自社製品を客に薦めずに他社製品を薦める。
これではわが社の利益が上がるわけがない。
わが社の商品をきちんと売った上で結果を残し、
さらにそれをしていたのならば見逃しただろう
に、これはただ有害なだけなので排除。
交渉力があるからと言って、これは使っては
いけないタイプの中国人だ。
また後者の例も書こう。
ある企業の中国人現地責任者は自分でいくつもの
仕事をやっている。
本人自身は他に収入の道があるから、その
会社からちょろまかそうとはあまり考えないが、
それでも上手に裏から横領したり、あるいは
会社の業務と関係あることを自分の会社経由
でやらせて共に利益を取る。
会社の利益はきちんと上げているので、
上も見てみぬ振りをする(気づいてないのか?)。
これが賢い中国人。
中国で会社経営をうまくいかせる為には、まずは
後者のような人間を雇う必要がある。こういう人間
は頭がいいので、商売根性+メンツで
会社の利益も上げるからだ。
ただこの手の人間は、会社に何らかの責任を持たせる
立場におくことが重要だ。出資させるというのは
一つの手だろうが、まあそれも
大きな「拘束力」はないが。
そして大事なことは、後者のような「頭のいい」
中国人だけに頼らないようなシステムをつくること。
これはどこの国の人であってもそうだろうが、
権限を偏らせるとロクなことにならない。
かと言って、それぞれの立場に
「権限(による旨み)」を
与えないと特に中国人は動かない。
中国人にもいい人はいる。
そんなのは当たり前。
しかし、日本的感覚の「いい人」は悪いことは
しないけど仕事もあんまり出来ないと
いう人が多い気がする。
しかし「いい人」ばかり集めると、こちらでは
会社が回らない。そこが痛し痒し。
中国人の大多数は日本的感覚の「悪いことはする」
と思っておいたほうがいいだろう。
彼らに「悪気」がないので困るのだが、
悪気がないからするのだし。
とにかくこちらでは
どこまで許すか
をきっちりと決めておくこと。
言い換えるならば
中国流をどこまで許容するか、だ。
よく現地化というが、それはもちろん必要。
しかし中国人(企業)のスタンスが長期目標では
なく、短期的に利益が獲られさえすれば
なんでもいい、だったら組んではだめ。
また現地化が「会社をつぶすような不正も
許容する」のであれば現地化してはいけない
のも当たり前。
その体制が取れるまで、日本人は油断しては
ならないし、中国流と日本流の適度な融合
を図るべきだ。
中国の中でも、今の中国人の大多数のやり方を
否定する人も増えてきている。技術の蓄積、
ノウハウの伝達がなければ、企業価値は全く
あがらず社長が儲けて終わりだからだ。
私のある中国人の友人は教師なのだが、生徒に
いつも教えているという。
「労働者として日本人の姿勢はすばらしい。
会社で働くようになったら日本人から学びなさい。」
誰でも出来ることで儲けられるのは一時であり、
一部だけ。
他社(他者)と比較して圧倒的な技術やノウハウが
なければ、起業したって成功しないし、何も
残らないという意識は確実に一部の中国人の中に芽生えて
きている。
ただ未だに「個を殺して公に尽くす」精神を
持つ中国人はきわめて少ない。しかしこの精神
は真の発展のためには絶対に必要。
特に技術立国を目指す中国にとっては、日本人
から学ぶ姿勢は絶対に必要であり、この部分は
日本人は自信を持って中国人を諭して欲しいと思う。
それは結局お互いのためになるだろうから。
中国が追いついたと思ったら、日本ははるか
先を進んでいる。また追いつこうと頑張っても
さらに日本は先を進む。
余裕を持って中国人に教えてあげることは
教える。
そして中国人の商売精神などをたくみに
取り入れて日本が世界に出て行く。
そのためにも、しっかりと相手を知り
毅然とした態度で臨むこと。
そして融合もはかること。
こうあって欲しいと願う、一日本人の願いを
駄文垂れ流しました、、、
まとまりなくてすんません。
コメント返しも遅れててすみません。
すべて読んでおります、ありがとうございます。
人気blogランキングへ






なんかむなしいです。
中国人とは金とコネだ、とはよく言われることです。
しかし、ここまでわかりやすく書いてあるものは初めて読みました。
「それ!それ!それが言いたかったんだよ!」と言う感じです。
私はらんさんとは逆で、日本で中国の方と仕事をしています。
彼らの文化、習慣などを少しでも知りたくこちらにお邪魔したしだいです。あまりの共感ぶりに一気に過去ログも読ませていただきました。可笑しいやら、楽しいやら、腹が立つやら、大変でした。
拝見しながら、『そうそう』と肯いている私がいます。それと同時に、『あー、そういうことなんだ』と納得もしています。
私にとって、彼らと付き合う上で非常に役に立っています。感謝の気持ちを伝えたくコメントさせて頂きました。
これからもお体大切にして、お仕事、プライベートに励んで下さいね。また、お邪魔します。
官僚から地方の木っ端役人まで全く同じですw
社会主義国家や社会主義的な職場にいると似てくるのですかね・・・。
役人を中国人、経営側の日本人を国民に置き換えて考えれば何か糸口が見出せるかも。
「権限を与えない」なんて対処法は全く同じですねw
ところで先程らんさんの著書が届きました。パラパラと見てみましたが、らんさんの文章もさることながら、各話の最後に挿入される挿絵も秀逸です。特に給油所の割り込み話での「仁王立ちのらんさん」像にはひっくりかえりました・・・あれは真実のお姿?(微笑)
今日のエントリとは直接関係ありませんが、ご報告まで。
文章から「疲れ」を感じる
ご自愛を。。。
私もらんさんの仰る中国人のこれらの特性は、役人天国(袖の下文化)で尚且つ共産主義的な政治システム下(もらえる物はもらっとけ又は富の分配は早いもの勝ち文化)で醸成され出来上がったものではないか?と感じていました。
昔と今の中国人の特性が同じかどうかも分かりませんが、そういった官吏主導の国家体制が長く続くと、その様な国民気質になってしまうのではないかと思います。
いずれにしても、私には中国に行って中国人に囲まれて会社をやる自信はないなぁ。中国も中国人も変わっていくのでしょうけど、その前に疲れきって真っ白な灰になってしまいそう・・・
やっぱり、らんさんはスゴイと思う今日この頃であった。。。
まあ、世の中いろいろな人がいるんだよね。
正直者がすぐに得する世の中でもないし。
人物を特定されそうなので詳しい事は書きませんが、その当時の国費留学生はかなりな数が中国に帰ってません。日本に永住でなければ欧米に行く。国費を使っても自国に戻らない理由として、知識があってもそれをプラスに出来ないシステムの問題。
基礎科学の意味が理解されてない。原理はわからなくても、コピーで儲かるから何が問題なのか理解されない。中国の知識人の
絶望は今も昔も変わらないみたいです。
それにしても、13億もいてノーベル科学賞がいない事は言われたくない事らしい。
ノーベル賞自体が中国ではたいして報道されないので、なんで日本人が喜ぶと言われた。歴代のノーベル賞を(科学に関して)知って中国はダメだと落ち込む人もいた。
結局、中国人は究極の個人主義と思う。
日本に暮らす、たぶん利口な中国人ですら
日本的な「お互い様」という感覚を理解
しない。中国は(韓国も)ゼロサムな社会
だから、他人の利益は自分の損。
実際、そうなんだからどうしようもなぃ。
日本的な回りまわって自分の利益が結果的に公の利益になるという理念がない。
公というのは自分の権力を振り回し、私的な賄賂の場である。まともな中国人が帰国
しない理由ですね。でも、帰国しないだけで、中身は中華。在日韓国人と似たような
メンタリティと思う事もある。けど、中華3世は滅多にいない。姓名だけ中華だけど、国籍は日本な人がほとんど。日本名を名乗るのに
国籍は日本でない朝鮮人とは違う。
日本籍な中国人に言わせると、朝鮮は国籍しか残せるものが無いからだろ。
中国系日本人は、自分が中華であることに誇りがある。今は日本に負けてるが、過去は圧倒的に中華だ。
うん、、まぁ、その通りなんですがね。
日本人は中華の影響を否定しないし、漢字を今でも大事に使ってる。
簡体字を使う中国はこれが気に入らない。
日本は漢字を日本的に変えたけど、基本は
台湾と同じ繁体字だ。中国は簡体字で繁体字と似ても似つかない字にしてしまった。
おそらく、今後の中国は歴史的文書も読めない国になるんだろうな。
あ。まとまりの無い文でごめんね。
滅私奉公という感覚は、たとえ日本人でも
今の若い人にはあまりない気がします。
日本がこれまで発展してきた土台には
自分の属する企業への愛着、忠誠があったと思いますが、
それが根本から崩れてきているような。
「会社命」的な姿勢が必ずしもイイとはいえませんし、
自分の生活を大切にすることも大事だと思いますが、
それにしても、まずは自分の権利主張で、
果たすべき責任は無視というのは…
んー、なんだか似てきてるのかな!?
今回のエントリー
既出ですが、らんさんにすこし「疲れ」を感じました。
会社も作ったし本も出したし…
ふぅぅぅ…ってところでしょうか?
エントリー、しばらくなくても、
全く問題ないですから、
ゆっくりとしてくださいませ。
(もみm(_ _)mもみ←肩もんでさしあげてます)
技術を伝える、ということは、
要するに歴史を刻む、ということと同じなんですよね。
前者の苦労の賜物に今がある、
ということを理解しないかぎり、
今、後者のために苦労する、
ということを理解できないですよね。
理解できていない人は意外と多いようです。
中国人ばかりじゃなく、
韓国人にも日本人にも
理解していない人は多いようです。
研究やってると卑近なところから、理解せざるを得ない、
ってことはありますけどねぇ…
らんさんを励ますための言葉でした。
(励ましになっていなかったらm(_ _)m)
劣化コピーを作って金を儲けさえすればいいという姿勢などが典型的。
人脈を駆使した金儲けはたしかに日本人よりうまい気がするが。
例えば品質にこだわりを持ち、他人のまねをしないで独自製品を創るというような気質がない。
これが食の分野では、ショーロンポーの老舗や北京ダックの老舗など独自の味にこだわりを持つ店があるのと大きな違いであり、謎です。
日本人はな、お互い様やねん。
相手に一回譲ってもらったら、今度は自分が譲るねん。
そうやって、うまいこと回っていくねんけど、『あの人ら』は違う。
一回譲ったら、つけこんできて、
こっちはずっと譲らなあかん羽目になる。
それでも『あの人ら』は平気なんや。
カドたてんとことおもて譲り合うのは、日本人同士だけにしとき。
そうせんと、『あの人ら』につけこまれて、『ひさしを貸して母屋を盗られて』日本がのうなってしまうからな。
「嫌われることばかりをしてる人を嫌うのは、差別やない。
差別、差別と印籠のように突き出してくる人間こそ 卑怯者の差別者なんよ。」
このはなしは朝鮮人のことを言った話ですが、中国人はこれほどひどくないと、私個人的には思います。私は中国には20回ほど行ってますが、朝鮮に行きたいと思ったことは1度もありません。
お金儲け以前に好きな仕事を一生懸命やれると言う喜びに浸ってしまうのが日本人でしょうね。アメリカの大学からたんと奨学金をもらって学位を得た私は、やっぱり何かお返しをせねばと思ってしまうこともあるし。これって、やはり日本人のDNAだよなーと苦笑することも多いです。
請負ばっかりで、自分のしている作業の意味も考えず、教えられた動作をコピーしているだけ。
そして、誰もそれを問題だとは思わない。
このままでは、技術立国で頑張ってきた日本は無くなる…
らんさんの今日の文章を読んでて、日本も最近は…と暗澹たる気持ちになってしまいました。
そういうヤツの気持ちがわからん。ワシなんかいくら金を積まれても朝鮮人の下で働く気など起こらんけどなー。
ましてや日本の競争相手のサムソンなんかのために。
東芝の売国技術者どもは半導体技術をそうとう朝鮮に売ったらしいな。
おかげで東芝は一時ボロボロに。
中国への安易な技術移転もよくよく考えないかん。
そういう意味ではらんさんも中国に農業技術を移転させてる1人かもしれん。
数々の中国人の話、興味深く読ませていただきました。日本人とは、国民性がかなり違うんですね。
参考になりました。
うちの職場に、中国人女性の派遣社員がいます。とてもしとやかでいい人です。
最近「うちの子」ネタがないので寂しいです。
ラブちゃん、元気ですか?
小学生の時に、パールバックの大地に夢中になり、
それから、大地の子、ワイルドスワン、
・・・そして、いま、らんさんです♪
今回のブログも楽しかったのですが、僕的にはう○こに関係のブログが好きですねー(らんさん、その分野を話すのに長けているようなので…−失礼−)
もしよかったら僕のブログにも遊びに来てください。中国と日本を生きた青年(ガキ)がアメリカに潜む(違法滞在ではないですよ!)ブログです。
再见!祝您一路平安在中国!
(やっぱ、簡略体は表示できないか…)
ホームページアドレス間違えてましたー。
今度はNanを押してもらえればちゃんとたどり着きます。もしもお時間が有りましたら、と言う事で。
けど、らんさん、やっぱり大変だァ。
皆さん書いてらっしゃいますが、少々お疲れ気味ですか?
適当に、上手に息抜きして下さいねェ〜。
私もその年代に読みましたが、話の内容がよく理解できませんでした。特に纏足のシーンとか。中学生になって国語の授業中に先生が教えてくれました。へええ、なるほど。今読んだらもっと面白いかもしれません。
そして最近気づきました。改革開放以来日本人はあまりにも中国を過大評価しすぎていたことを・・・中国4千年悠久の歴史、漢字、孟子、孔子・・・これは過去の話です。今の中国はやはり共産党一党独裁の人治国家です。話せばわかるって、あなた・・・そんな生易しい国じゃない!本当にやめたくなります。でもここで辞めたらあまりに悔しすぎる!今までの損をたっぷりと返してもらってから、にっこり笑っておさらばするつもり。それまでは負けないぞ。中国。見ておれ。それにしても中国人の気持ちいいまでの自分本位、自己主張の強さはほんと見習いたい。
ところで、めっけものです。
http://everflower.bokee.com/1192734.html
↑ ↑
一部ではすでに話題になっているようですが、中文による特ダネです。(必読モノですが、検●にひっかかって●除されるとマズいので、コメントはこの程度にしておきます。)
疲れて、、、、ますかね(笑)。ご心配ありがとうございます。なかなか物事はスムーズに進まず、それだからこそ人生は楽しいのだと思えども疲れることもあるかも知れません。
このエントリーが日本の官僚とリンクする、っていうのはその通りですね。中国ほどではありませんが、日本の官僚天国もヒドイものです。国民の税金をなんだと思っているのか、モラル無き官僚や政治家には怒りを覚えます。
頭のいい人は他人を動かしてお金を儲けます。普通の人は自分が働いてお金を儲けます。頭が悪い人は自分が働いてもお金が儲かりません。こういうもんじゃないかな、と(苦笑)。
私は今のところ第三の「自分で動いて儲からない」パターンに陥りそうで、ヤバイヤバイ。。
適度にズルく賢く、そして楽しく筋を通して仕事をしたいものです。ある種中国人に学ぶべきところは学び、いけないところはいけないと言う。
難しいんだ、これが(わはは)。
またいらっしゃって下さい。