休暇をとって、
街の中心部あたりをブラブラ歩いていた。
私は不定期で休むので、この日は平日。
街中には小さな市場がたくさんあって面白い。
よく一人で歩いて廻るのだが、
この日は衣料品の卸市場に行ってみた。
ここはちょっとしたモールのようになって
いて、屋根もついている。たくさんの
卸業者が入っていて全部見て廻るには
膨大な時間がかかる。
よって、妙なもの限定で見て廻る。
ヘンな日本語が書かれているTシャツとか
(一回洗ったら終わりっていう品質(笑))
激しい色使いのパンプスとか、人民服っぽい
のとか、そういう中国でしか見られない
妙な衣類が楽しいではないか!
もちろん、お店の人との掛け合いも楽しい。
ナニが何でも売ろうとする商売精神を
学びたいもんだ。
さて、そうやって散々冷やかして
市場の出口に到着する。外に出ると、
通りも卸店舗と屋台(物売り)で一杯。
こういう物売りは、中国の都市ならば
どこでも見ることが出来るだろう。
ほとんどが農民、農村部からの出稼ぎ者
(民工)である。
彼らの物売りスタイル(屋台)は
引っ張って歩く日本の屋台のような大型、
炭と網で肉や野菜を焼くような小さな机型、
天秤に果物やおもちゃを入れた身軽型
なんかに分けられるだろうか。
さて、
衣料品卸市場を歩きまわった私は、小腹がすいてきた。
そこで、出口すぐの場所で
炭で焼き鳥を焼いている物売りのおっちゃん
に3本くれ、と頼む。
おっちゃんが焼き始める。
それをじっと待つ。
と、、、、、、、
表通り(大通り)の方面から
猛スピードで一台のワゴン車が走ってくる。
ここは表通りから一歩入った横道で、且つ、
通りの両側に店が密接して建っていて
その周囲に物売りがたくさんいるような
混みあった場所。
そんなスピードで入ってくる車は珍しい。
おっちゃんは、表通りに背を向けて立っていた
ので、向き合って待っている私は自然とその
ワゴン車に目が行く。
ん???
すると、そのワゴン車は
みるみる近づいてくる。
私の真横にキキーーーッと停まった。
助手席から男が飛び出してきた!
そして、
私が今まさに注文した
焼き鳥おっちゃんを
机ごと蹴り飛ばす!
吹っ飛ぶおっちゃん
公安だ!
という声が聞こえて、その場は逃げ惑う
物売り達で大混乱。
悲鳴が飛び交い、彼らの売り物が散乱する。
その男は
もう一人、逃げ遅れた女性をドつき倒すと
サッと車に戻る。
そして、車は音を立てて発進し立ち去る。
おそらく、ものの10秒間くらいの出来事。
私の目の前50センチで起きた出来事。
体が震えた
ふと自分の体を見ると、
焼き鳥にかける山椒みたいなものが
服についてる。
蹴り倒された時に飛び散ったんだろう。
なんだか何もかもが嫌になった。
そういう気分になった。
もう帰ろう、とその日はそれ以上見て廻る
意欲を無くした。
そして次の日、会社で同僚にこのことを話す。
何故あんなことをするのだ?
普通に取り締まればいいじゃないか?と。
あのワゴン車には「公安」と書かれていなかった。
覆面パトカーのようなものだろう。
すると同僚は
「確かに彼らのやり方は乱暴だ。しかし、農民達は
物売りをしながら泥棒やスリをするんだ。観光客
なんかを狙うんだ。普通に取り締まったって次から次
へとやってくるし、効果がないんだ。」
私
「いや、それは解る。私だって農民達の振る舞いには
頭を散々悩ませた経験があるからね。やっかいさは解る。
しかし、彼らだって生きる為に必死なんだよ?
村に居たって収入が無いから、街に出てくる。
技能が無いから物売りしか出来ないんだから」
同僚
「じゃどうしろって言うの?彼らをほおっておいたら
観光客だけじゃなくて街の住民の安全も脅かされる。
でも彼らを完全に排除したら今度は暴動が起こる。だから
時々見せしめするくらいしか、手がないんだよ。公安は
怖いと思わせないとダメなんだよ、農民には。」
私
「、、、、、、、、、、、、、、、、」
農民問題は深く広く中国に巣食っている。
農民の暴動が増え続け、それを抑えるのが
大変になってきている。
永遠に搾取され報われない農民達の不満が
爆発し続けている。
最近はチョコチョコと中国国内新聞でも
取り上げられるようになってきた。
もはや隠し切れないのだろう、、、、
同僚の意見はよく解る。
もはやどうしようもない領域に達している、
流れに任せるしか出来ないのかも知れない。
しかし、、、、、
全くこれに関しては頭が廻らない。
しかし、しかし、しかし、、、、
の無限ループにハマるだけになる。
多くのブロガーの方が、この中国の農民
問題を取り上げていらっしゃるので、
細かいデータはそちらで参考に
して頂きたい。
(依存症の独り言様は特にこの問題を
熱心に取り上げてらっしゃるので必読です)
同僚に「どうしたらいい?」と聞かれて私も
解決策が浮かばない
私が聞きたいくらいだ。
どうしたらいい?
こりゃ大変だ、中国、、、、、、
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なんというか・・・ジャッキーチェーンの映画の世界のようなところですね。
屋台を蹴り飛ばす公安なんて21世紀の現代に存在するとは思えませんでした。
今回はらんさん自体に何にも無くて幸いでした。(服は汚れましたが)らんさんまで蹴り飛ばされたら洒落じゃすみませんから。
日本的視観からすれば、国が悪い。って事になるんだろうけど。
悪い所だけ見て、可哀想だとか
彼らだって生きる為に必死なのだ。とか言うのって詭弁だと思う。
金が欲しいから街に出てくる。
技能が無いから物売りに落ち着く。
それだけじゃ喰っていけないから盗む。
これは『甘え』では?(豊かな)日本にだって言える事だよ?
どんなに努力しても報われない。
どんなに頑張ってもステップアップできない。
そういう国に居ないからそう思うのかもしれんけど。(←俺が)
解決策は?と聞かれても、私も「解らない」としか答えられない。
ただ中国国内の新聞でも取り上げられるようになったのは進展アリ・・・なのかな?
2008年までにどうでるか・・・中国さん?
出来なきゃ、世界中が知ることとなるぞな。モシカシテ・・・
ちなみに「城管」の暴力話は腐るほどあります(公安もですが)。やりすぎて死亡事故に発展することもあるぐらいです。私も執行現場(犯行現場?)に居合わせたことがありますが、その仕事ぶりはまさに匪賊そのもの。「活土匪」の異名は伊達ではありません。
ついでに中国人の友人から聞いた話を。
山東省のある市(名前忘れました)で発生した出来事です。この友人は市庁の隣にあるホテルに泊まっていたのですが、早朝に外からガラスの割れるような音が次々と響いてきたので、「何事か」と外を見渡すと、数十名の男が市庁を襲撃していたというのです。
この友人が後で聞いたところによると、政府職員が無免許営業していた露天商の老人を取り締まった際暴行を加え、トドメに老人を車で轢いていったみたいで、それにキレた老人の家族が親族友人を引き連れて市庁を襲撃したとか。
ちなみにこの話はニュースとしては流れなかったそうです。小さな都市ということでメディアの目が少なく、情報操作が容易なんでしょうね。
この記事を中国BLOG記事アーカイブプロジェクトに推薦させていただきました。
http://www.chinawalkers.net/modules/weblog/details.php?blog_id=139
生きるのに必死な末端労働者を官憲が蹴散らす。それは弱者である老人であろうと一切関係なく、例外など無い。
現代に生きる日本人からすれば信じられない蛮行に映りますが、これが支那の現状、共産主義体制の限界なのでしょうね。
朝鮮、満州などの統治も現在では評判が悪いですが、実際問題として今でも有効な方法なのだと思います。
台湾は感謝してくれていますし。
戦前のように日本が他国のために犠牲を払うのは真っ平ですが、途上国のひどい話を聞くたびにそう思います。
よく西洋の人権団体が、中国は人権を無視している、みたいなことをよく言ってますが、あれは中華を知らない故の発言だと思いますね。――つまり、中国人というのは、やさしくしてやったらやったで相手を見くびり、つけあがり、図に乗り、横暴さを増大させるからなんですよね。相手が自分よりも強いことを知って、初めて言うことを聞く民族。だから、公安は殴る・蹴るをやることになる。どっちもどっちなんですよね。
で、どうしたらいいか?
この問題を解決するには、ひとえに中国を統治している連中が、自らが手本になって教育・マナー・モラルを教え込むしかないと思う。自国の民のことを親身になって考慮する、そういう政権こそ、本当に中国にとって必要な政権なんだと思う。しかし、現実には、そんなこと考える統治者は、中国何千年の歴史の中で、ただの一度たりとも出現していない。頭の中にあるのは、ただただ事実を捻じ曲げ、嘘を突き通して自分達が如何に生きながらえるか、ということばかりの連中だ。国民・人民のことなど眼中にもない。よって、いつまで経っても中国はよくならないんだよね。
らんさんの同僚の言い分もすごくわかります。でも、農民が十分な教育を受けていたとしたらこんなことはあったのだろうか。と考えさせられてしまいました。
らんさん、どうぞ御身お大切に。
らんさんの同僚の言い分もすごくわかります。でも、農民が十分な教育を受けていたとしたらこんなことはあったのだろうか。と考えさせられてしまいました。
らんさん、どうぞ御身お大切に。
@暴動が発生して、共○党が打倒される。
Aリアル三国志モード突入。そして大虐殺発生。
B人口が1/3位になって、複数の国に分割。
Cそれぞれの国が再出発。
これくらいのことがあれば、よい方向に変わることは可能だと思います。
教育の問題は大きいと思います。
明治維新後の日本が、何故あれだけの短期間で近代化できたのか?
それは各藩の藩校、民間では寺子屋と、当時の日本の教育水準が高かったおかげだろう、と言われています。
ただ、教育環境を整えるにもお金がかかりますからねェ。
で、もう少し貧富の差が少ない社会を作る、と。
それか国を分割するかだな。同じ国内と思うから不満が溜まる。デカ過ぎんだよ大体。
なんなんでしょうね、これ。
やってることが田舎の中学生並ですね。
中国では支配王朝が崩壊するたびに混乱に陥り人口の大移動が起こっていますが、逆にこの人口の大移動が王朝崩壊の引き金になってきたという面もあります。
都市部に人が流入し続ける現在の状況は、まさに歴史は繰り返すということを予感させますね。
出来なきゃ、世界中が知ることとなるぞな。モシカシテ・・・
大規模な暴動と、それを抑えようとする共産党の間で内戦状態。
密かにそれを期待します。
無意味な軍拡、賄賂の厳しい取締りをやめれば、格差の是正を克服できると思うのですが。
中国の経済発展を享受する都市生活者(=らんさんの同僚)が享受できない農民を批難する構図にも疑問を覚えます。
やはり人口が多すぎるのでしょうかね?問題が複雑すぎてよくわからないです。中国は奥が深い…。
もう中国というところは共産党政権の責任云々てレベルの話ではないように思います。
どの方向に向かっても必ず行き着く先は易姓革命。
先進国から見ればかなり乱暴な内政ですが、ジコ虫の集まりの人民ですからそうでもしないと収拾がつかないのでしょうね。
教育の充実に期待しても無駄でしょう…なにせ教える側からしてアレですからねぇ。
やっていることは四千年前と変わってないね。
いまだに支配者を批判出来ないなんて。
自衛隊削減している場合じゃないんですよね。
崩壊した時自衛隊は本来の軍隊(サヨクの意味の方ではありません)となる日が近いのかもしれません。
雪祭り来年見たいなあ。
ふっ飛ばされたおじさんと殴られた女性は気の毒ですが。
こういう農民というのは、都市近郊の人々なのでしょうか?
それとも開発の遅れている西部地域から流れてくるのでしょうか?
どちらにしろ、富の配分がかなり歪な状態なのですね。
中国政府も開発が遅れてる地域に外国企業を誘致して、
活性化を計ろうとしていると聞いた事がありますが、
やはりまだまだ取り溢されてる人々がいる様ですね。
春節祭の頃、友人が上海に旅行して、
きれいな街並みに驚き、ショッピングモールやクラブ(お姉さんではなくDJがいる方)で
遊んだらしいんですが、
そこでの物価は日本とそれほど変わらないと言っていました。
という事は、豊かな生活(日本と同じ様な)を楽しめるのは、
ほんの一部の高収入な人達のみ。
これでは社会に不満が渦巻くのは当然ですね。
改善される日が、本当に来るのでしょうか?
長文失礼しました。
これを読んだ事があるのですが、当時教育がいかに人間形成、ひいては国家を作るかを強く説いている本でした。
当時の日本の農民、民衆も中国農民のような事はなくても、やはり大変だったそうです(諭吉によれば)これから国家をまとめて西欧列強の脅威に備えなければならないというのに、武士の世で抑えられ、搾取され、また教育を受けてこなかった民衆達は当時諭吉によれば愚直そのものだったとか。強きに媚び深く考えず、自分の事しか考えない、そんなままの民衆達ではいけない。教育が必要だ。教育こそが人を作る。品格を作るには教養がいる。
教育の大切さを広く説いたものでした。
これは私もしごく同意します。
中国では貧しい農民に教育を行き渡らせていないのではないでしょうか?というかそうだと思いますが。
教育は国の要
これは本当に必要不可欠で何を抜いてもなくす事のできないものだと思います。
近道はないでしょうが、教育ほど国を豊にする近道はないと思います。
農民よガンガレーーーーっ!
=雨ニモマケズ=
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい
歴史的にみると日本も中国と変わらない時代はあるのですが、日本の治世が上手くいったのは、やはり狭かったからではないでしょうか?
世界的にみても領地が広くなると、革命を起こすには規模を大きくしなければ潰される。(潰されやすい。)
それと、日本は前統治者のモノでも良い物は継続される傾向にありますが、中国では前統治者のモノは排除する傾向がみられます。
あとは、やはり教育でしょうか。
その辺が中国の不安定な治世を継続させてしまう要因ではないでしょうか。
統治者側にしろ、国民側にしろ、どちらもが変化を望まない限り、中国はそのままな気がします。
もとはといえば、こうした農民は政府の政策の犠牲者です。まず沿岸部から発達させようという政策のため、農村部は置き去りにされました。この貧富の格差による歪みを小さくするには、現体制を打倒する以外にないと思います。しかし、富を得ているものたちは、現状に甘んじ立ち上がりはしないでしょう。もはや貧困層が団結し、革命を起こす、それ以外に道はなさそうな気がします。
以前、貴ブログの記事を参考にエントリーを書かせていただいたことがあります。
私のブログ、「依存症の独り言」をご紹介いただきありがとうございます。
今の中国、自業自得とは思いますが、胸の痛むことも多いですね。
私のブログの「お薦めBLOG」に加えさせていただきました。
変な日本語グッズ。
タイで以前、ジャージの線のところに日本語が入っているのを見つけてなんて書いてあるんだろうと思ったら、
「トガアリマスノデ」
と延々と繰り返しで入ってました。
ちょっと腰抜けました。
そういえば、ゲリラが使っている粗悪な小銃には、自分でmade in japanと書いたりもするとか。
なんか日本は偉大なんだか馬鹿にされてるんだか分からないときがありますね。
さて、中国の問題はぶっちゃけ「人が物理的に減る」しか解決策はないと思います。
悲しい現実ですね。
まとめてお返事失礼いたします。
本当にもうどうなるのやら、、、、
次から次へと都市へ流れてくる農民、
出稼ぎ労働者達。都市部でも失業した
市民が物売りをしますし、物売りは
増えるばかり。きちんと物売りの許可を取って
売ればいいのですが、都市で働く資格を
持たない農民達は違法行為をするしか
ない。
それをなぎ倒すというか、暴力ででも
排除したいが、やりすぎると暴発する。
うーん、もう考えれば考えるほど
絶望的な気持ちになります、これに
関しては。
本当に教育が大事ですよね。全体的に
底上げされなければ永遠にこの問題が
国を崩壊させるでしょう。それはきっと
中国政府も解っているのでしょうが、
求心力を高めるためには、教育レベル
が高い国民を増やすことはマイナス
なんでしょうか。
>apple&pearsさん
あ、バレました?「おっちゃん」で?(笑)
育ちはその辺りです。
>坂眞さん
ご訪問ありがとうございます!またリンクも。
いつも拝読させて頂いております。
農民問題、本当にどうしようもないと
思ったり、巻き込まれたらうっとおしいと
思ったり、考えると暗い気持ちになったり。
無限ループです(苦笑)、、、
>kenjimtさん
なんだかヘンな下線が付くんですよ。
これ宣伝ですよね。無料サービスのブログ
だから、こういう宣伝が義務なんですかね。
すみません〜。
皆様ありがとうございました。
またいらっしゃって下さい。